【クロアチア】世界遺産ドブロブニクのおすすめ観光スポット11選!

ヨーロッパ観光

クロアチアの世界遺産ドブロブニク旧市街周辺の見どころ11選を解説します。

クロアチア、ドブロブニクについて

クロアチア共和国(Republic of Croatia)について

クロアチア共和国(Republic of Croatia)は人口約400万人の東欧の国で、首都はザグレブです。
以前は社会主義共和国としてユーゴスラビアの構成国でしたが、1991年に独立しました。

面積は約5.7万km2で、九州の約1.5倍ほどです。
西側がアドリア海に面していて、北側はスロベニアやハンガリー、東側はセルビアやボスニアヘルツェゴビナ等と接しています。

公用語はクロアチア語で、主な宗教はカトリックです。
通貨はクーナ(HRK)で、1クーナ≒17.3円、1€≒7.5クーナです。(2022年2月20日現在)

他の概要としては下記があります。

  • 日本との時差:8時間
  • 日本からの移動:直行便はなく、乗り継ぎが必要。スターアライアンス系(ANA等)でフランクフルト経由だと羽田から首都ザグレブまで約16時間で行けます。
  • 日本との距離:約9300km
  • 日本人のビザ:観光などの短期滞在であればビザ不要。

日本とクロアチアの間には査証相互免除取り決めがあり、観光などの目的で3か月以内の滞在期間(短期滞在で出入国を繰り返す場合は、半年間で合計3か月を超えない期間)であれば、入国査証の取得は必要ありません

外務省HPより: https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_188.html

ドブロブニク(Dubrovnik)について

ドブロブニクはアドリア海に面する都市で、14世紀から19世初めまではラグーサ共和国の都として独自の文化を築き、地中海交易の重要拠点でもありました。

巨大な城壁で囲まれた旧市街には様々な建築様式の美しい建物が並び、1979年には文化遺産として世界遺産にも登録されました。

1667年の大地震やユーゴスラビア崩壊後1990年代のクロアチア内戦で街は大きな被害を受けましたが、丹念な修復によって復元されました。

ドブロブニクのおすすめ観光スポット11選!

ドブロブニクのおすすめ観光スポット11選を紹介します。

旧市街の城壁一周

ドブロブニク旧市街を取り囲む城壁は登って歩くことができます。
一周約2kmあり、旧市街の街並みや砦、港、アドリア海などドブロブニクのハイライトをざっと見ることができます。
どの場所に何があるか知れるので観光の始めに行くのがおすすめです。

通路が狭く1人しか通れないようなところもあり、混んでいると歩くのに時間かかるので朝の空いてる時間に行くのがいいと思います。

聖ヴラホ教会

ヴラホ教会はドブロブニクの守護聖人ヴラホを祭る教会です。
元々は1368年に建てられたロマネスク様式の教会が立っていましたが、1706年の火災で大きく損傷し、1715年にバロック様式の教会として再建されました。

ヴラホ教会の上や旧市街入口のピレ門に聖ヴラホの石像を見ることができます。↓

内部はこじんまりとしていましたが、祭壇は豪華でした。↓

大聖堂

旧市街にあるバロック様式の大聖堂です。
内部ではドブロブニクの守護聖人ヴラホの遺骨やイタリア人画家ティツィアーノの「聖母被昇天」等を見ることができます。
1667年のドブロブニク地震で倒壊しましたが、1713年に現在の建物に再建されました。

内部の様子です。↓ 壁や柱、天井は真っ白で思ったより広く明るく感じました。

ティツィアーノの「聖母被昇天」です。↓

フランシスコ会修道院

旧市街内の西側にある、塔が付いた大きな建物はフランシスコ会修道院です。
1317年に建設が始まり、15世紀に完成しました。

ヨーロッパで1番、世界で3番目に古い薬局があります。

教会内部の様子です。↓

スルジ山

スルジ山は旧市街の北側に見える山です。
ケーブルカーで展望台まで上がることができ、ドブロブニクとアドリア海を一望できます。

ただ、曇っているときは雲で街が見えづらいかもしれません。

歩いて上ることもできます。

レストランで世界一のオイスターを堪能

ドブロブニクの近くにはストンというオイスターの名産地があり、世界一美味しいオイスターと言われています。
僕が食べたのはやや小ぶりでしたが、確かに美味しかったです。

オイスター以外にも、ドブロブニクのレストランでは魚介類のメニューが豊富でどれも新鮮で美味しかったです。

旧市街を散策

旧市街は入り組んでいで裏路地もたくさんあり、綺麗な建物が多いので、目的もなくぶらぶら歩いているのも楽しかったです。
またドブロブニクは海外ドラマ「ゲームオブスローンズ」のロケ地にもなっているのでドラマ観てから行くのもおすすめです。
建物や街並みをいくつか紹介します。

ピレ門

旧市街の入口のピレ門。門の上の石像は聖ヴラホです。

「ゲームオブスローンズ」ではジョフリーが護衛隊に護られながら歩いてました。

オノフリオの大噴水

1438年に造られた噴水で、ピレ門から入ってすぐの所にあります。

プラツァ通り

旧市街のメインストリートです。様々なカフェや土産物屋等が並びます。

旧港

旧市街内の東側には港があります。
海洋国家であったラグーサ共和国の時から交易の要として使われてきました。
今は観光ボートの発着所としても使われていてロクルム島へもここから行くことができます。

 聖イグナチオ教会と階段

聖イグナチオ教会は旧市街内の南側にあるイエズス会の教会で、1725年に完成、1729年に開館しました。
近くにはバロック様式の美しい階段があり、「ゲームオブスローンズ」の撮影にも使われました。
サーセイが裸で歩かされた場所です。↓

裏路地

紹介した建物以外にも美しい建物や街並みがいたるところで見れます。
メインストリートから外れた裏路地でも中世の雰囲気を感じることができます。

絶景カフェで一息

BUZA BARは海沿いにある隠れ家的なバー・カフェです。
テラス席の目の前には海が広がっていて、ヨットやボートが通り過ぎて行くのをのんびり眺めながら優雅にお茶することができます。

入口がとにかく分かりづらくて隠れ家のようですが、わざわざ探して行くほどの価値はありました。
壁の中に入口があり、もしかして他人の家なんじゃないかとドキドキしながら入っていきました。

かなり開放的で気持ちいいです。結構込み合ってました。

旧市街近くの穴場の展望台

スルジ山に登ろうとしてたまたま見つけた展望台ですが、旧市街もロクルム島もよく見えるのに、全然人がいない穴場的な場所でした。
(街歩きに疲れたので、ビール片手に1時間座ってぼんやりしてましたが誰も来ませんでした)

GoogleMapの口コミも少ないのであまり知られていないようですが、個人的にかなりおすすめです。

ロクルム島を探索

ドブロブニクからすぐ近くに見える島がロクルム島です。
旧市街の港からボートで行くことができます。

島ではクジャクやウサギなどが見れます。↓

ロクルム島から見たドブロブニク旧市街です。↓
ここから見ると城壁が街を強固に護っているのがよく分かります。まさに「海上要塞都市」って感じです。

島にはヌーディストビーチもありました。ですが、写真はありません。

バンジェビーチ

バンジェビーチは旧市街から少し離れたところにある海水浴場です。

観光地近くですが海もビーチも綺麗でした。僕が行った時は5月だったので海には入りませんでしたが、夏暑い日には海水浴も良さそうでした。

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