【モンテネグロ】世界遺産コトルのおすすめ観光スポット7選!

ヨーロッパ観光

モンテネグロの世界遺産コトルの見どころ7選を解説します。

モンテネグロ、コトルについて

モンテネグロ(Montenegro)について

モンテネグロ(Montenegro)は人口約62万人の東欧の国で、首都はポドゴリツァです。
以前は社会主義共和国としてユーゴスラビアの構成国でしたが、2006年にモンテネグロ共和国として独立しました。
2007年には新憲法を制定し、国名が「モンテネグロ」になりました。

面積は約1.38万km2で、福島県とほぼ同じ大きさです。
南西側がアドリア海に面していて、西の海沿いの部分でクロアチアと接しています。また北西はボスニアヘルツェゴビナ、東はコソボ、南東はアルバニアと接しています。

公用語はモンテネグロ語で、主な宗教はキリスト教(セルビア正教)です。
通貨はユーロを導入してます。

他の概要としては下記があります。

  • 日本との時差:8時間
  • 日本からの移動:直行便はなく、乗り継ぎが必要。ターキッシュエアラインズでイスタンブール経由だと羽田から首都ポドゴリツァまで約17時間で行けます。
  • 日本との距離:約9400km
  • 日本人のビザ:観光などの短期滞在であればビザ不要。

日本人については、観光等を目的とした就労等を行わない90日以内の滞在(いわゆる短期滞在)であれば査証取得は必要ありません。

外務省HPより: https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_179.html

コトル(Kotor)について

コトルはアドリア海から続くコトル湾の一番奥に位置する三角形の街です。
コトル沿岸は波がほとんどなく天然の良港となっていて、街の周りは崖や山々に囲まれているため、中世では要塞都市として発展しました。

4世紀にわたるヴェネチア統治時代に造られた建物や城壁が美しいまま多く残っていて、1979年には「コトルの自然と文化歴史地域」として世界遺産に登録されました。

クロアチアのドブロブニクに少し似てますが、街はコンパクトで歩きやすいです。観光客もそれほど多くなかったので、人混みが苦手な方や静かに落ち着いて観光したい方におすすめです。

ライトアップされたコトルの城壁です。街が城壁でしっかり守られているのがよく分かります。↓

コトルのおすすめ観光スポット7選紹介!

コトルのおすすめ観光スポット7選を紹介します。

聖イヴァン要塞の城壁(コトル山頂)

体力に余裕のある方はまずコトルの背後の山頂にある要塞に登ってみるのをおすすめします。
山頂からはコトルの美しい街並みと静かなコトル湾が一望できます。

山道入口

入口はゲートになっていて道なりに進んで行くと要塞に着きます。

歩道

途中の歩道(山道)です。上に行くほど段々道幅が狭くなり、舗装も粗くなっていくので、登る際は足元にはご注意下さい。

救世聖女教会

要塞まで行く途中にある教会は救世聖女教会です。この辺りまで来るとコトル湾もよく見えます。

聖イヴァン要塞(山頂)

山頂には聖イヴァン要塞があり、城壁からコトルの美しい街並みと静かなコトル湾を見ることができます。
ここまで来るのは大変ですが、頑張って登る価値があると思います。

聖トリプン大聖堂

聖トリプン大聖堂は1166年に造られたロマネスク様式のカトリックの大聖堂です。

聖ルカ教会

聖ルカ教会は1199年に造られたロマネスク様式のセルビア正教の教会です。

聖二コラ教会

聖二コラ教会は1909年に完成したセルビア正教の教会です。
火災で焼失した修道院の跡地に建てられました。

鐘楼の上にある横棒が3本ある十字架は「八端十字架」で、正教会でよく見られます。
縦棒と中央の横棒は「磔の十字架」を意味し、上の横棒はキリストの罪状の札、下の横棒は足台を表しています。

海の門(西門)

海の門は1555年に造られたコトル西側にある門です。
コトルの正面玄関となっていて、コトル城壁の中で最大のルネサンス様式の門です。(門というか建物って感じでした。)
コトルへの入口がしっかり護られていて、攻め入るのは難しそうです。

オルジャ広場の時計台

オルジャ広場は海の門(西門)から入ってすぐの所にある、コトルで最大の広場です。
広場には17世紀に建てられたバロック様式の時計塔があります。

路地散策

これまで紹介した建物だけでなく、普通の路地でも写真映えする中世の建物が多く残っています。

中世の世界に迷い込んだ気分になりました。
入り組んでいて迷子になりそうでしたが、これはこれで楽しかったです。

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