アルメニアのエレバン1泊2日した際に実際に行ってきたおすすめの観光スポット6か所紹介します。
ロンギヌスの槍やノアの箱舟が見れたり、ザリガニ食べれたりします。
アルメニア、エレバンについて
アルメニア(Armenia)について
アルメニアは人口約300万人の東ヨーロッパの国で、首都はエレバンです。
アルメニアの面積は約3万km2で、日本の約13分の1、九州(約3.7万km2)よりやや小さいくらいの大きさです。海はありません。
公用語はアルメニア語ですが、元ソ連なのでロシア語も通じます。
1991年のソ連崩壊後に独立し、今のアルメニア共和国となりました。
主な宗教はキリスト教で、アルメニアは301年に世界で初めてキリスト教を国家宗教として認めた国です。
通貨はドラム(AMD)で1AMD≒0.24円、1€≒545AMDです。(2022/1/23現在)
他の概要としては下記があります。
- 日本との時差:5時間
- 日本からの移動:直行便はなく、乗り継ぎが必要。エミレーツ航空で経由地はドバイ経由だと成田からブダペストまで17時間半で行けます。
- 日本との距離:約8000km
- 日本人のビザ:観光などの短期滞在であればビザ不要。
2017年9月6日より,日本国籍保有者がアルメニアに観光等で短期滞在される場合,180日間まで無査証で入国できるようになりました。
外務省HPより: https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_199.html
エレバン(Yerevan)について
首都エレバンは世界で最も古い都市のひとつで、アルメニアの西に位置しています。人口は約100万人です。
周り三方を山に囲まれていて、南南西の方角には標高5,137mのアララト山があります。
アララト山は旧約聖書に出てくるノアの箱舟が漂着したところとされています。天気が良いと町の高台から見ることができます。
内陸で盆地なので、夏は非常に暑いです。僕は7月行きましたが、気温40度近くあり熱中症になりかけました。↓

雲がかかっていて全貌は見えませんでしたがエレバンから見たアララト山です。↓
(左の山が小アララト山、雲がかかっている右が大アララト山)

エレバン観光おすすめスポット紹介
エレバン近郊の観光スポットやアクティビティ紹介します。
ロンギヌスの槍とノアの箱舟が見れる世界遺産エチミアジン(Echimiadzin)
あのロンギヌスの槍とノアの箱舟が同時に見れる場所があると聞いて、これ目的にエレバンまで旅行して来ました。
ロンギヌスの槍について
ロンギヌスの槍というと、エヴァンゲリオンやRPGで知ってる方もいると思いますが、ロンギヌスとはローマ兵士の名前です。
キリストが磔刑に処された後、生死確認のためにロンギヌスがキリストのわき腹を突いた槍が「ロンギヌスの槍」です。
ロンギヌスの槍が見れるのがエチミアジン(Echimiadzin)です。
エチミアジン (Echimiadzin) について
エチミアジン(Echimiadzin)はアルメニア使徒教会総本山で、303年に建てられました。
ロンギヌスの槍とノアの箱舟はエチミアジンの宝物庫に展示されています。
エチミアジン西側のこの建物の宝物庫にロンギヌスの槍とノアの箱舟があります。↓

エチミアジン宝物庫については以下のとおりです。チケットはお土産で買えます。
- 営業時間:10:30~17:00
- 料金:1,500AMD(約360円)
- 公式HP:https://www.armenianchurch.org/index.jsp?&lng=en
- 所在:1101, Vagharshapat
エレバンからは少し離れていて、タクシーで行くのがオススメです。
ロンギヌスの槍とノアの箱舟を見に宝物庫へ
中に入ったら意外とあっさりと見ることができました。これがロンギヌスの槍です。↓

そしてすぐ近くにノアの方舟もありました。木の部分が方舟の欠片らしいです。↓

レストランでザリガニにトライ!
アルメニアは海がないのでアルメニア産シーフードはありませんが、食用のザリガニが飼育されていて街中のレストランで食べることができます。
僕はカスケードコンプレックス近くの「Beer Academy」というレストランで頂きました。↓

殻を剥いたら小指くらいの大きさになっちゃいました。

食べた感想としては、
- 味は淡白
- 泥臭さはあまりない
- 殻が硬くて剥きづらい
- 大きさの割に身が小さい
という具合で、味は海老に近いけど質も量も海老には及ばないって感じ。。。
ただ、日本ではなかなか食べる機会もないので是非一度トライしてみてください。
- 店名:Beer Academy
- 営業時間:11:00~0:00
- 所在:8 Moskovyan Street, Yerevan
世界遺産、聖フリプシメ聖堂(Saint Hripsime Church)
聖フリプシメ聖堂はアルメニア聖堂建築の模範となった建物で、世界遺産「エチミアジンの大聖堂と教会群、およびズヴァルトノツの古代遺跡」の構成資産のひとつです。
エレバンからエチミアジンに行く途中にあります。

僕が行ったときは中では結婚式が行われていました。

- 営業時間:9:00~19:00
- 所在:85 Mesrop Mashtots Street, Vagharshapat
世界遺産、ゲガルド修道院
ゲガルド修道院は別名洞窟修道院と呼ばれていて、世界遺産となっています。
また、ギガルドは槍を意味する言葉で、この修道院でロンギヌスの槍の一部が発見されたことに由来するそうです。
エレバンから東に約37kmの峡谷にあります。

修道院は岩を掘られて作られています。↓


祭壇も石造りでした。↓


- 営業時間:9:00~20:00
- 所在:
ガルニ神殿
かつてアルメニア王の夏の離宮として使われいたところです。
1679年の地震で神殿のほとんどが崩壊しましたが、1975年に再建された太陽の神殿を見ることができます。
神殿は玄武岩で作られていて周りには24本の柱が立っています。

内部はがらんとしていました。↓

神殿の裏手側の景色。高台にあるので見晴らしも良かったです。↓

- 営業時間:9:00~2:00
- 料金:1000AMD(約240円)
- 所在:Garni 2215
カスケードコンプレックス(cascade complex)
階段状になっている建物です。
独創的なアート作品が色々と展示されていて、市民の憩いの場となっています。
建物内にエスカレータもあります。

上の方まで登るとエレバンの街を一望でき、天気が良いと遠くにアララト山も見ることができます。↓

- 営業時間:24時間(エスカレータは8:00~20:00)
- 所在地:10 Tamanyan St, Yerevan
番外編:エレバンの食べ物
ザリガニ以外にも普通(?)のレストランや食べ物もあります。
トルマ(Tolma)というひき肉をブドウの葉でくるんだ食べ物です。サワークリームをかけて食べます。
ブドウの葉は桜餅の葉っぱみたいな感じでした。

あとはアルメニア語での料理名は分からないですが、ナスのロールもありました。

- 店名:Tavern Yerevan
- 営業時間:9:30~0:00
- 所在:29/2 M, Movses Khorenatsi Street, Yerevan
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