ジョージアの首都トビリシのおすすめ観光スポット6選とおすすめ食べ物&飲み物5選の計11選を紹介します。
ジョージア(グルジア)、トビリシについて
ジョージア(グルジア)について
ジョージア(Georgia)は人口約400万人の西アジア・南コーカサスの国で、首都はトビリシ(Tbilisi)です。
以前は「グルジア」と呼ばれていましたが、現地要請により2015年4月22日以降の正式な呼称は「ジョージア」になりました。
面積は約7万km2で、日本の約5分の1、北海道(約8.3万km2)より少し小さいくらいです。
西側が黒海に面していて、北側はロシア、南側はトルコやアルメニアと接しています。
公用語はジョージア語で、主な宗教はジョージア正教です。
ソ連崩壊後の1991年に独立しました。
通貨はラリ(Lari)で、1ラリ≒38.7円、1€≒3.4ラリです。(2022年2月5日現在)
他の概要としては下記があります。
- 日本との時差:5時間
- 日本からの移動:直行便はなく、乗り継ぎが必要。ターキッシュエアラインズでイスタンブール経由だと成田から首都トビリシまで約16時間で行けます。
- 日本との距離:約8000km
- 日本人のビザ:観光などの短期滞在であればビザ不要。
2015年6月5日以降、ジョージアに入国する日本人は1年以内の滞在であれば、ジョージアでの活動内容を問わず、査証の取得が免除されています。
外務省HPより: https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure_200.html
トビリシ(Tbilisi)について
トビリシ(Tbilisi)はジョージアの首都で、人口は約110万人、面積は約700km2です。
「トビリシ」はジョージア語の「あたたかい」に由来していて、街中には公衆浴場などの温泉が多くあります。
おすすめ観光スポット6選!
トビリシ周辺のおすすめの観光場所紹介します。
ナリカラ要塞(Narikala Fortress)
街の南の丘の上にはナリカラ要塞があり、ロープウェーでアクセスすることができます。
上は展望台になっていて街を一望することができます。
麓から見た要塞とロープウェー駅です。↓
展望台上から見た市内の様子。川の向こうに見える大きな建物は至聖三者大聖堂です。↓
ロープウェー自体も町全体が見渡せるようになっています。
ロープウェーは夜遅くまで営業しているので、夜景も見ることができます。↓夜も明るく観光客も多かったので治安は安定している感じでした。
至聖三者大聖堂(ツミンダサメバ大聖堂)
至聖三者大聖堂はジョージア正教の総本山で、2004年に建てられました。ツミンダサメバ大聖堂とも呼ばれます。
ユニークな形の聖堂は正教では世界最大級の建物で、ナリカラ要塞の展望台からでも一目でわかります。
中にも無料で入ることができました。
中の構造はシンプルでしたが、その分部屋が広く高く感じられました。比較的新しいので壁や内装も綺麗でした。↓
夜にナリカラ要塞の展望台から見た至聖三者大聖堂です。↓
公衆浴場(アバノNo.5)
トビリシは温泉も有名で公衆浴場や個室浴場が街中に多くあります。
貸し切りの個室浴場もあるのですが、僕は公衆浴場にトライしてみました。
「アバノNo.5」というところに行きました。↓
アバノ(აბანო)は風呂(Bath)という意味なので、アバノNo.5=5番風呂ですね。
入浴料は3ラリ(約120円)と安かったのであまり綺麗ではなかったですが、しっかりお湯に浸かれて気持ち良かったです。
サウナもあります。追加料金でマッサージと垢すりもやってもらえました。(確か10ラリ≒400円程度でした)
こちらはトビリシで一番有名なSulfur Bathsという浴場です。↓
シオニ大聖堂(Sioni Cathedral)
シオニ大聖堂(Sioni Cathedral)は至聖三者大聖堂の前のジョージア正教の総本山です。
6世紀に建てられ、ジョージアにキリスト教を伝えた聖ニノの十字架が飾られています。
メテヒ教会(Church of Metekhi)
メテヒ教会は5世紀に建てられた教会で、街の中心を流れるムトゥクヴァリ川沿いの崖の上に立っています。
ナリカラ要塞の展望台から見たメテヒ教会。↓
ムタツミンダ公園
ムタツミンダ公園は街の西にあるムタツミンダ山の上にある遊園地です。
ムタツミンダは「聖なる山」という意味です。
ナリカラ要塞より高い位置にあるので、街全体だけでなくさらに遠くまで見渡せます。
公園へは麓からケーブルカーでアクセスできます。
頂上の公園には遊園地やプールがありました。↓
おすすめの食べ物&飲み物5選!
シュクメルリ(Shkmeruli)
シュクメルリとは鶏肉をガーリッククリームソースで煮込んだジョージアの伝統料理です。
日本でも牛丼チェーンの松屋で販売されたりと、一時期話題になってました。
ニンニクが強めに効いていて香ばしく、日本人の口に合うので迷ったらこれ頼めば良いと思います。
色々な店を食べ比べてみるのもいいと思います。
ヒンカリ(Khinkali)
ヒンカリはジョージア版水餃子です。
牛や羊のひき肉に玉ねぎや香辛料を混ぜた餡を小麦粉の皮で包み茹でたものです。
小籠包のように中にスープが入っているので、巾着の綴じ目のような部分を持ちながらスープをこぼさないように注意して食べます。
だいたいのレストランは肉の種類が選べるので、羊が苦手な方は牛肉のヒンカリが良いと思います。
ハチャプリ(Khachapuri)
ハチャプリもジョージアの伝統料理です。
パン生地中央のくぼんだ部分にチーズがたっぷり入っていて、その上にバターと卵黄が乗っています。熱いうちにバターと卵黄を混ぜてから切り分けて食べます。
見た目のインパクトもすごいですが、チーズピザのようでワインにも合います。
ただ、食べる際は複数人でシェアをお勧めします。一人だとこれだけで腹パンパンになります。
ジョージアワイン
ジョージアでは約8000年前からワインが作られていて、ワイン発祥の地とされているので、お酒が好きならジョージアワインをぜひ試してみてください。
僕は辛口や渋みが強めのワインはあまり好きではないのですが、ジョージアワインはどれも渋みが無く軽くて飲みやすかったです。
炭酸水:ボルジョミ(BORJOMI)
ボルジョミ(BORJOMI)はただの天然水ならぬ天然炭酸水です。トビリシの西にあるヨーロッパでも有数の鉱泉地ボルジョミが産地で、ジョージアの代表的な輸出品になっています。
味が少ししょっぱいのがボルジョミの最大の特徴です。炭酸は強すぎず、程よい刺激で飲みやすいです。
値段も安く、僕はジョージア滞在中こればっかり飲んでました。炭酸水苦手な人も一度試してみてください。
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